家のiMacが突然動かなくなりました。
しょうがなく強制終了をかけて・・・
“
“
・・・・・ん？
再起動が終わらない！
ロゴが出てバーが途中で止まったまま。
一瞬頭が真っ白に、毛穴から変な汗が。。。
なぜならMacは大丈夫だろうと謎の信頼から
バックアップをとっていませんでした。
最終的には大丈夫だったのですが
同じような状況になった方への
解決の道筋として
経過を残しておくことにしました。
今記事で紹介するのは
まず試してみてほしい下記の5つです。
①外せるケーブルは極力外して起動してみる
(LANはつけておく)
②SMCリセット
③NVRAM(PRAM)リセット
④セーフモードで起動する
⑤リカバリモード
これで直ればこの後に続く
作業は必要ありません。
私の場合はこれだけでは直すことができず
最終的にこちらの方法で解決しました。
>>>起動しないiMacからデータを安全に取り出す2つの方法
やってはいけない2つの行動
iMacの修復作業に入る前に
これはしないほうが良いという
2つの行動について確認です。
①強制終了と再起動を何度も繰り返す
②システム終了のときに
電源ボタンだけを長押しする
順番に解説します。
①強制終了と再起動を繰り返す
処理には想像以上に時間がかかります。
長いときは半日以上かかることも。
すぐに反応しないと焦る気持ちは
十分にわかりますが我慢してください。
対策としては
・寝る前に操作して翌朝確認
・出かける前に操作して帰ってきて確認
などです。
強制的に放置ができます。
②電源ボタン長押しだけでシステム終了する
うまく進まないときに
強制的にシステムを終了させます。
電源ボタンを長押し。ではだめです。
[control]、[option]、[command(⌘)]キー
＋電源ボタン
でシステム終了してください。
iMac紹介
今回フリーズをして再起動しなくなった
iMacの紹介です。
・iMac Retina 5K 27-inch 2017
・Big Sur 11.0.1
アップルシリコン搭載ではなく
intelプロセッサ搭載のものです。
※アップルシリコン搭載のものは
手順が違う可能性があります。
最後に、作業に入る前に
確認しておくべきことです。
・コンセントにつながっているか
・ノートPCなら充電されているか
たまにこれが原因ということがあるようです。
それでは、対処法の解説をしていきます。
つながっているケーブルを極力外して起動する
ケーブルやその他の機器で帯電が起こっている
可能性があるため最低限必要なもの以外の
ケーブルを外します。
・スピーカー、イヤホン
・外付けHDD
・スマホ用充電ケーブル
マウスやキーボードのケーブルも
外せるなら外します。
SMCのリセット
システム管理コントローラーのリセットです。
(System Management Controller)
Macの電源周りを制御したり
管理したりしている機能です。
・電源ボタンを押しても起動しない
・ノートブックを開閉しても反応がない
・予期せぬシャットダウンや
スリープが起きる
・充電ができない
・処理が極端に遅い
・アプリケーションが起動しない
・フリーズする
・USBポートが認識されない
こんなときに試してみてください。
手順
デスクトップPCとノートPCとで
手順が違います。
デスクトップPCの場合
①システム終了をする
②電源コードを取り外し15秒待つ
③電源コードを接続して5秒待つ
④起動する
ノートPCの場合
①システム終了する
②[shift]、[command(⌘)]、[option]キーを押しながら
電源ボタンを10秒間押し続ける
③その後離して、起動する
NVRAM(PRAM)リセット
NVRAM：エヌブイラム
(Non-Volatile Random Access Memory)
intel製のプロセッサが入っているもの
PRAM：ピーラム
(Parameter Random Access Memory)
それ以前のMac
起動ディスク、解像度、音量など
設定情報を記憶させておくメモリです。
・電池持ちが悪い
・ファンが回りっぱなし
・ハードディスクの容量異常
・画面が変
こんなときに試してみてください。
手順
①システム終了する
②[option]、[command(⌘)]、[P]、[R]
キーを押したまま起動
③2度目の起動音が鳴るまで待つ
※Macbookpro2016は起動音が
鳴らないので20秒押し続けて離す
音量がリセットされるので起動音が大きく
びっくりするかもしれません。
前にMacbookでハードディスクの容量が
余裕があるはずなのに容量がないという
表示が出たときには
これで直ったことがあります。
セーフモード(セーフブート)で起動
起動に必要な最低限のシステムだけ
を起動して自動的に修復も試みてくれます。
・キャッシュのクリア
・問題部分のスクリーニング
こんなときに試してみてください。
手順
①システム終了する
②再起動してすぐに[shift]キーを押す
③アップルロゴが出たら離す
④ログインする
⑤右上にセーフブートと表示される
これで起動するのであれば後からの設定で
問題が起きていると言えます。
セーフモードを終了するには
通常通りにシステム終了をして
何もせずに再起動します。
リカバリモードで起動
通常の起動ができないときに使います。
・ハードディスクの修復をしたい
・OSを再インストールしたい
こんなときに試してみてください。
手順
①シャットダウンする
②[command(⌘)]、[R]キーを
押しながら起動する
“
“
ディスクユーティリティを選択
[続ける]をクリック
“
“
メニューバーから
[すべてのデバイスの表示]をクリック
“
“
下から順番に修復を試みる
上図だとMacintosh HD-Dataを選択
[First Aid]をクリック
“
“
[実行]をクリック
“
“
終わったら[完了]をクリック
リストの1つ上で同じ作業を行なっていく
→ディスクの各ボリューム
→ディスクの各コンテナ
→ディスク本体
・[実行]がない場合は
[ディスクを修復]をクリック
・ボタンがクリックできない場合は
飛ばして次のリストへ
・パスワードが必要な場合は
管理者のパスワードを入力
OS再インストール
修復でうまく行かなかった場合は
OSの再インストールを試みます。
”
”
[macOS Big Surを再インストール]選択
[続ける]をクリック
あとはインストーラーの指示にしたがって
進めてください。
ぽちぽちの場合
ハードディスクの修復完了まで進みましたが
起動途中で止まるのは変わりませんでした。
OS再インストールも進めてみましたが
インストール途中で止まってしまい
完了まで至りませんでした。
ハードウェア診断
ここまでのことをやれているのであれば
可能性は低いかもしれませんが
そもそもパソコン自体が故障しているのでは
という診断ができる方法です。
手順
①システム終了する
②[command(⌘)]、[D]キー
を押しながら起動
“
“
このような画面になります。
異常があれば素人には
手が出せない域かと思います。
リファレンスコードと呼ばれる
英数字の配列が出るので
メモをして修理にという感じでしょうか。
まとめ
iMacが動かなくなったときに
まず試してみる5選を紹介しました。
①外せるケーブルは極力外して起動
(LANはつけておく)
②SMCリセット
③NVRAM(PRAM)リセット
④セーフモードで起動する
⑤リカバリモード
私の場合はすべてやってみましたが
だめでした。
修理に出すことも考えましたが
調べたら普通に3万円程度はかかるとのこと。
お高い！
ハードウェア診断をやってみて
異常がないことがわかったので
自分で行けるところまで
行ってみようと決意しました。
ブログのネタにもなるし。
と自分に言い聞かせて。
ただ、普通の修復はあきらめました。
・iMacから必要なデータを抜き取る
・初期化して再設定する
に目標変更をしました。
やり方は次の記事に続きます。
>>>起動しないiMacからデータを安全に取り出す2つの方法
これを読んでいる皆さんは
ここまでで直ったらいいですね！
最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。
お役に立てたら幸いです。
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