こんにちは。
ぽちぽちです。
前回、突然動かなくなったiMacの
応急処置的な記事を書きました。
>>>iMacが起動しないときに試してみる5つの対処法
私の場合はこれで直りませんでした。
さらに詳しく調べてみて
無事データを抜き取ることに成功
その後初期化をして
データを入れ直すことで
無事元に戻せました。
同じ境遇に陥った方々のためにも
経過を記事にしました。
起動がうまく行かないiMacから
データを抜き出す方法が知りたい方
簡単にまとめると
・iMacを外付けHDD化する
ターゲットディスクモードの利用
・外付けHDDにOSをインストール
それを使いiMacを起動する
です。
確認事項
私がこの作業をした
環境の確認です。
・iMacのスペック
・抜き出したいデータ
・使用したもの
順に確認していきます。
iMacのスペック
・iMac Retina 5K 27-inch 2017
・Big Sur 11.0.1
最新のアップルシリコン搭載のものではなく
intelプロセッサ搭載のものです。
抜き出したいデータ
①写真のデータ
②音楽ファイル
③動画ファイル
④ブックマーク
⑤入れていたアプリ
特に写真のデータはこのiMacが
スマホで撮った写真の
バックアップにもなっていたので
何としてでも取り出したいデータでした。
以上が私が修復作業する時点での
環境確認でした。
作業の解説に入っていきます。
ターゲットディスクモード
まずやってみようと思ったのが
ターゲットディスクモード
です。
簡単に説明すると
iMacを大きい外付けHDDに見立てて
データを違うところに移そう
というものです。
この作業に使用したものは
・MacBook(元から所持)
・Thunderbolt3ケーブル(購入)
の2つです。
注意してほしいのは
ケーブルのタイプです。
結論から言うと
Thunderbolt3ケーブル
が間違いないです。
(2021/4時点)
ポチップ
この方法を最初に選んだ理由は
MacBookに付属してきた
充電ケーブルで繋げるだけなので
簡単だろうと考えていたからです。
甘かったです。できませんでした。
“
“
OSがBig Surの場合は
Thunderboltケーブルの
使用を推奨しています。
付属の充電ケーブルはUSB2.0
という規格でThunderboltとは違います。
USB3.1規格のケーブル
でも上手くはいくようです。
ケーブルにも色々な規格があります。
改めて。
Big Surが入っている場合
ターゲットディスクモードで
使用するケーブルは
Thunderboltケーブル
推奨です。
ポチップ手順
無事ケーブルを入手したら
iMacとMacBookをつなぐ
iMacを[ T ]キーを押したまま起動する
MacBook側で無事iMacの認識がされました。
iMacの画面には
USBのマークかThunderboltのマークが
表示されます。
これで抜き出せるデータを抜き出していきます。
抜き出せたデータ
①写真のデータ
②音楽ファイル
③動画ファイル
④ブックマーク
⑤入れていたアプリ
抜き出したい5つのデータの内
ターゲットディスクモードで
抜き出せたデータは
②の音楽ファイルだけでした。
①写真データは
本来であればライブラリのファイルを移せば
良いのですが、なぜか移せませんでした。
③動画ファイルはMacBook側の
容量が足りませんでした。
④ブックマーク
⑤入れていたアプリ
に関しては次の方法を試して
無理そうならちゃんと調べようと
この時点ではあまり調べませんでした。
とりあえずここまでで
②音楽ファイルは救出できました！
外付けHDDにOSを入れて起動
次の作戦は
iMacに入ってるOSが
うまく作動しないのであれば
外付けHDDにOSをインストールして
それを使って起動させてみる
というものです。
ターゲットディスクモードの後にした理由は
OSのインストールに時間がかかるからです。
この作業に使用したものは
・macbook(元から所持)
・外付けHDD2TB(元から所持)
・USBメモリ16GB(元から所持)
・外付けHDD4TB(購入)
です。
外付けHDDの準備
外付けHDDの準備を進めていきます。
やることは
①外付けHDDをフォーマット
②OSを外付けHDDにインストール
です。
①外付けHDDをフォーマット
私はMacBookで
外付けHDDのフォーマットを
行いました。
Finderの[移動]タブから
[ユーティリティ]をクリック
[ディスクユーティリティ]をクリック
左サイドバーで外付けHDDを選択
[消去]をクリック
自分が分かる名前を入力
フォーマットはMac OS拡張を選択
方式はGUIDパーティションマップを選択
[消去]をクリック
これで外付けHDDのフォーマットは完了です。
他にMacがない場合
iMacしかない場合は
リカバリモードで起動します。
[command(⌘)]、[R]キーを押しながら起動
ここからディスクユーティリティを選択して
外付けHDDをフォーマットします。
②外付けHDDにOSをインストール
次に外付けHDDにOSを
インストールしていきます。
こちらもMacBookで
行いました。
App StoreでmacOSと検索
最新OSを選択し[入手]をクリック
ダウンロードが始まります
ダウンロード後インストーラーを起動
[同意する]をクリック
インストール先の選択時に
[すべてのディスクを表示]をクリック
外付けHDDを選択
[続ける]をクリック
パスワードを入力
[ロックを解除]をクリック
OSのインストールが始まります
他にMACがない場合
iMacしかない場合は
リカバリモードで起動します。
[command(⌘)]、[R]キーを押しながら起動
OSの再インストールを選択
外付けHDDにOSのインストールを進める
これで外付けHDDに
macのOSのインストールが
完了しました。
外付けHDDから起動
OSのインストールが終わったら
外付けHDDから起動していきます。
[option]キー+電源ボタン
LAN(wi-fi)接続設定
起動ディスクの選択で
外付けHDDを選択
これで起動ができました。
wi-fiの設定をとばして進めたら
icloudの設定を先にしろと言われましたが
パスワード認証がうまく行かず
(パスワードは間違っていないのに)
起動できませんでした。
なので電源を入れたら
LAN(wi-fi)の設定を先にしてください。
抜き出せたデータ
無事起動ができたので
データの抜き取りをします。
①写真のデータ
②音楽ファイル(済)
③動画ファイル
④ブックマーク
⑤入れていたアプリ
③は大容量でしたが
今後はバックアップしようと思い
新たに外付けHDD4TBを
Timemachine用に購入しました。
その設定の前に外付けHDDとして
動画ファイルを一時的に保存しました。
④⑤はブラウザやLunchpadを開き
エクスポートとメモをしました。
①写真のデータは結局ライブラリを
移すことはできなかったので
書き出しを行いファイル化して
USBメモリを使い抜き取りました。
別記事で解説します。
>>>記事作成中
まとめ
起動できなくなったiMacから
データを抜き取る2つの方法を
紹介しました。
・iMacを外付けHDD化する
ターゲットディスクモードの利用
・外付けHDDにOSをインストール
それを使いiMacを起動する
今回購入し、使用したものは
Thunderbolt3ケーブルだけでした。
ポチップ無事データを取り出せたので
iMacの初期化して
データを入れ直しました。
同じ過ちを繰り返さないように
バックアップを取ることにしました。
iMacとMacBookを1つの外付けHDDで
Timemachine設定したので
もしよろしければご参照ください。
>>>記事作成中
どなたかのお役に立てたら幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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